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超トンデモ通信Z
[2014年02月] 

どうも、進路希望調査票に「ミステリーハンター」と書いたら担任に鬼の形相されて、仕方なく進学に修正した風谷葵です。
この様にして私達は、いつの間にか大人達にとって都合のいい答えのレールを強いられていくんですね・・・。(遠い目)
ここでは、日々いろんな所からよせ集めたオカルティックなニュースを、 私独自の素晴らしい見解を交えつつお伝えしちゃいますよ~。



[2014.02.16 22:15]

ラピュタの正体!?天空に巨大都市が現れるサイレントシティ現象



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1889年6月19日にウィロビーによって撮影されたサイレントシティの写真▲
10月11日付の『サンフランシスコ・クロニクル』紙に掲載された。
リチャード・G・ウィロビー▲
開拓者として名高い人物だったとされる。

大空を彩る神秘的な現象といえばオーロラですが、これとは別に、 忽然と虚空に巨大都市の姿が出現するサイレントシティと呼ばれる不思議な現象があるそうです。
この現象で現れるという町は、大理石の建物や大寺院の伽藍、尖搭、城郭の廃墟などといった古代ヨーロッパの様な荘厳な建造物が立ち並んでいるらしく、 1889年6月にリチャード・G・ウィロビーという開拓者がアラスカで写真を収めた事により、初めて話題になったそうです。
前年の1888年6月、この不思議な現象の話を聞いて興味を持ったウィロビーが実際にこの目で見ようと、 ガイドのインディアンの道案内で、アラスカのバンハンドルから北西約112kmにある グランシエール湾の高台にテントを張って出現を待ったそうです。
するとやがて、港の北西の上空に兆しが現れ、 最初は白熱した感じの脈動するものが出現したかと思うと、徐々に 光に包まれた大寺院などが立ち並ぶ巨大都市の姿が空中に現れたんだそうです。
しかし、呆気に取られて見とれているうちに、その名のとおり音も無く都市は掻き消えてしまったそうです。
ウィロビーはサイレントシティの謎を突き止めたいと考え、翌年6月にも同地を訪れて粘ったところ、 期待通り再び彼の前に巨大都市が出現し、ついに写真撮影に成功したんだそうです。
そして、この幻想的な写真は「サイレントシティの話は本当だった」として、センセーショナルな見出しで新聞各社の紙面に掲載されたそうです。
しかし1889年10月になると、たまたまこの写真を見たW・Gスチュアートという人物が、都市の風景について、 自分が2年前まで働いていた“イギリス・エーボン州の港町ブリストルにある公園の高台からの景色と完全に一致”していると指摘したらしく、 以降ウィロビーの写真の真偽を巡って論争となったそうですが、結局決着はつかなかったそうです。
ただ、あくまでサイレントシティという現象自体は存在するという見方は変わらなかったみたいでして、 その後も同様の浮遊する巨大都市の目撃報告が世界各地でなされているみたいなのです。
1889年7月にも、カメラマンのI・W・テイバーもサイレントシティを撮影しているそうなんですが、 彼の写真はウィロビーが撮影した都市とは趣が異なり、テイバーはこの都市の正体をグラシエール湾の海底約210mに沈んだ古代都市が、特殊な大気の屈折によって空中に投影されたのではないかという説を唱えたそうです。
こうした空中都市にまつわる話は、白人がアメリカ大陸に植民する以前からもあるらしく、 アラスカのインディアン達にも言い伝えられてきたみたいです。
また、先述のグラシエール湾はサイレントシティが起こりやすい場所らしく、 何故か毎年6月21日から7月10日までの間に出現するとされているそうです。

2013年12月にロシアで撮影されたサイレントシティらしきものの写真▲
実は最近でも、昨年12月にロシアのバシコルトスタン共和国において、数時間に渡り上空に町の様なもの出現し、 「ゴーストタウン」としてマスメディアで報道されたそうです。
目撃者であるダリガット・ヤマノフさんの証言によると、 当時彼は友人と車で走行中、青緑色の空に浮かぶ建物に気付いたそうで、車を停めて確認したところ、 なんと山の上に町の様なものが浮遊しており、そこには住宅、屋根、窓といった詳細な部分まで見えたそうです。
地元モスクのイスラム宗教指導者であるイマーム・カティブは、インタビューに対して「私達はそれが何であったか正確に答える事は出来ませんが、 神聖なものだった可能性がある」とコメントしているそうです。
一方、地理学者のインベル・ヤパロフ博士は、目撃された空に広がる奇妙な光景は、 蜃気楼がカザフスタンの国境近くに位置するオレンブルク市を映し出したに過ぎないと話しているそうです。
確かに、サイレントシティの現代科学的な解釈としては、大気の逆転層による蜃気楼によって、 実際にある町や建造物を髣髴とさせる独特な造形の氷河や氷山の姿が映されたものだという考えが主流みたいです。
しかし、サイレントシティは何世紀も前の都市や、何処にも存在していない様な未知の光景が浮かび上がったりする事もあり、 また、都市の住人の姿も確認出来たという報告もあるそうなので、単なる蜃気楼とするには説明できない点も多いみたいです。
一説には、地磁気の異常地帯によって発生したホログラムの様な現象を起こしているのではないかという見方もあるみたいです。

2011年に中国の安徽省黄山市の川の上に出現した蜃気楼の町▲
スウィフトの『ガリヴァー旅行記』に登場する、空を飛ぶ島にある「ラピュタ王国」のイラスト▲

なお、サイレントシティとは別件ですが、こんな眉唾っぽい関連話もあるそうです。
1963年4月6日、南アフリカのトランスバール地方の各地で空中を浮かぶ町が目撃されているらしく、 それから10日ほどして、ヨハネスブルクの新聞社に「自分は空飛ぶ町から逃げてきた」と主張する1人の男性が現れるという事があったそうです。
その町で働いていたという男性の話によると、南アフリカ、ボツアナ、南ローデシアの三国に囲まれた小さな三角地帯に位置する、地図にもはっきり載っていないような町が、ある日突然、地面が盛り上がったかと思うと、地割れを起こして人々が逃げ惑ううちに、あっという間に町全体が空に浮き上がって、空中を漂い始めたんだそうです。
よほどネタが無かったのか、『ヨハネスブルグ・タイムズ』紙の記者が現地に赴き調査したところ、 確かにその場所の地面は巨大な噴火の跡の様な穴が残っていたそうです。
(単なる地盤沈下の可能性もあり、これだけで本当に町が浮かび上がったという証拠にはならないと思いますが)

・・・もしかしたら、この大空の何処かには天上人がいて、私達地上人を「見ろ!人がゴミの様だ」とか思いながら見下しているのかもしれませんね。
とかく時間に追われがちな現代生活ですが、 たまには立ち止まって、ゆっくり空を見上げてみるのもいいんじゃないでしょうか?(フワッとした謎のまとめに)


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