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| | 『アルゲマイネ・ツァイトゥング』紙に掲載された巨大生物のイラスト▲
カイマンワニの赤ちゃんの剥製を模写したものと考えられているという。
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どうやら第一次世界大戦中、
ドイツのUボートが巨大な未確認生物を撃沈するというまさかの出来事があったそうです。
1915年7月30日、アイルランド沖の北大西洋にて、
ドイツの潜水艦U-28が魚雷攻撃でイギリスの貨物船イベリアン号を撃沈した際、
25秒程経ってから船の大爆発(ボイラー部分と思われる)が起こり、その衝撃に巻き込まれた謎の巨大生物が海中から高さ30mまで吹き飛ばされたんだそうです。
U-28のフォン・フォストナー艦長と5人の乗組員の目撃証言によれば、
怪物は体長18〜20m程で、首の長いワニやプレシオサウルスの様な体型をしていたらしく、
大きな4枚のヒレと細長い尻尾があったそうです。
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| | U-28▲
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U-28の航海日誌(KTB)▲
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この時の怪物は「U-28モンスター」、「イベリアン号のシーサーペント」などと呼ばれており、
1933年10月19日付のドイツ紙『アルゲマイネ・ツァイトゥング』でこの話が掲載され、世間に知られるところとなったそうです。
その姿形から正体は白亜紀の海棲恐竜モササウルスの生き残り説が挙げられているみたいです。
しかし、当時は夜間ながら爆発で多少周囲が明るかったのかもしれませんが、
怪物が放り出されたのは一瞬の出来事だった為、当然写真などの物的証拠も存在せず、
肝心の目撃者であるU-28の乗組員達も、
男爵の地位であった為その後早々に退艦したフォストナー艦長を除き5人全員戦死してしまったそうで、
いささか信憑性に乏しい模様です。
また、U-28の航海日誌(KTB)には、怪物についての情報は一切記述されておらず、
アイルランドやアメリカの新聞のインタビューに答えたイベリアン号の生存者も、
怪物を見たと証言する人は誰もいなかったそうです。
また、目撃から何故か18年も経って話題にされたのは、1933年
当時イギリスを賑わせていたネス湖の怪物ネッシーに対抗して、
メディアが取り上げたのではないかという見方も出来るみたいです。
・・・敵国の船と一緒にUMAまでぶっとばしちゃうだなんて、
ドイツ帝国・・・なんて恐ろしい子!
人知れず穏やかに海で暮らしていただけなのに、
運悪く会心の一撃くらっちゃった巨大生物は可哀そうですけど、
空飛ぶワニの様子になんとなく夢を感じますね。
そう、ワニだって空を飛べるんだから、私達人間だって諦めずに頑張り続ければ、
デフレ脱却だって出来るんじゃないかって思いますよ。(時事ネタ)
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Sorce 【Cryptozoonews.com / CFI Blogs】 |
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