どうも、Amazonで注文した商品が出荷済みなのになかなか家に来ない時、配達員の人が途中で時空の歪みに吸い込まれたんじゃないかって妄想してるオカルトなでしこJAPANの風谷葵です。 ここでは、日々いろんな所からよせ集めたオカルティックなニュースを、 私独自の素晴らしい見解を交えつつお伝えしちゃいますよ~。
今月18日、バングラデシュのダッカ北部、カジプールにある 縫製工場の動労者3500人が一斉にストライキし、 トイレの幽霊を除去する事を経営陣に要求する為のデモを起こしたそうです。 どうも、ここで働くある女性がトイレで幽霊に攻撃されたという話が広まった事が原因らしく、 中にはエキサイトして工場を破壊しだす人までいたそうです。 この騒ぎを鎮める為に、大勢の警察官が警防や催涙ガスで対応に当たったそうですが、 結果的に14人の負傷者を出し、工場は2日間に及ぶ営業停止が余儀なくされる事態となったみたいです。 しかし、騒動の発端となった女性が実際に幽霊を見たかどうかは定かではなく、 彼女がトイレにいた際に気分が悪くなった事を「幽霊に攻撃されたんじゃないか」と捉えたのが、 何故かいつの間にやら他の人達にも伝わって、 「トイレの幽霊をどうにかしろ」という抗議デモにまで発展したっぽいです。 その後、デモは経営陣がトイレの幽霊について調査すると約束した為、ようやく収束したそうで、 仕方なくトイレの幽霊を取り除く為の(少なくとも形の上では)、ミラドと呼ばれる特別なお祈りを捧げる儀式を行ったらしいです。 今回の件は専門家によると、日常的な労働環境に対する個人の不満など、些細な事がきっかけで起こった集団ヒステリーと見られるらしく、 バングラデシュ国内や東南アジア諸国では最近も何度か発生しているみたいです。 ・・・トイレの花子さんとか懐かしいですね~。 欧米では幽霊がトイレやバスルームにあまり出現しないのに対し、 アジアでは古くから各地にトイレや下水道に神様や霊が住んでいるという言い伝えがあるみたいですね。 日本の社畜の皆さんも、バングラデシュの人達を見習って、 もっとどんどん労働環境の改善を訴えていけばいいんじゃないかと思います。 クビになっても知りませんけど。
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