> オカルト資料 > フシギちゃんニュース > 超トンデモ通信Z > Article
超トンデモ通信Z
[2013年06月] 

どうも、Amazonで注文した商品が出荷済みなのになかなか家に来ない時、配達員の人が途中で時空の歪みに吸い込まれたんじゃないかって妄想してるオカルトなでしこJAPANの風谷葵です。
ここでは、日々いろんな所からよせ集めたオカルティックなニュースを、 私独自の素晴らしい見解を交えつつお伝えしちゃいますよ~。



[2013.06.05 21:00]

コロンブス以前に北米を描いたヴィンランド地図、アマチュア研究家がググって偽物と判明



  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ヴィンランド地図(エール大学所蔵)▲
左上の方に北米とグリーンランドらしき“新世界”が描かれている。
レイフ・エリクソン▲

この程、あるアマチュア研究家により、 長年論争の的となっていたヴィンランド地図が偽物であるとほぼ証明された模様です。
そもそもヴィンランド(Vinland)というのは、 かつて存在した北アメリカを指す地名だそうで、 新たな植民地を求めて出航したヴァイキングのレイフ・エリクソンが 西暦1000年頃に北米大陸に上陸し、その地に名付けられたものとされているみたいです。
(名の由来について、「ブドウ(vin)の地」だったり、近年は「草原(vin)の地」を意味するという説がある)
このヴィンランドの地名が入った中世の世界地図が、 1957年にブックマーケットで古書に紛れて発見され、 1965年にエール大学と大英博物館の専門家によって行われた科学的検証により、 地図は恐らく1440年に作られたものとされた為、 1492年にコロンブスが新大陸としてアメリカを発見する少なくとも50年前に(以前からインディアンなどの先住民がいた事から、 そもそも、“発見”という言葉自体が適切ではないとの見方も)、 既に西洋人(ノルウェー人)が北米を探索していたのではないかと60年代に 物議をかもしたそうなんです。
しかし、この地図には東海岸の一部が驚くほど正確に描写され、 19世紀末の北極探検で判明したはずのグリーンランド全体図まで描かれているなどの不審な点から、すぐに多くの学者に疑問視され、 後の科学的調査ではほぼ捏造と見られていたものの、これまで決定的な証拠は無かったみたいです。

クリストファー・コロンブス▲
ところが、イギリス・スコットランドのグラスゴー市に住むアマチュア研究家のジョン・ポール・フロイドさん(43)によれば、 羊皮紙自体は本物の15世紀製らしいんですが、1892年のコロンブスの発見から400周年を祝うイベントにおいて、 何も描かれていない状態で展示されていたものだという事が確認できたそうなんです。
(1926年のイベントでも特に詳しい言及なしで用いられていた事も分かった)
つまり、地図は後世に誰かが描いたものという可能性が高いって事なんですね。
しかも彼は、この事をネットでググっていたところ偶然発見し、つきとめたらしいんです。
また、羊皮紙はコロンブスが遠征した頃のヨーロッパ文明の豊かさを説明する目的で、 サラゴサ大聖堂からマドリッドのコロンブス展覧会に提供されたものだそうです。
フロイドさんは、この羊皮紙が当時~1950年の間のいずれの時点で何者かに盗まれて地図が描かれ、 さも本物の様に見せる為に、他の中世の文書に紛れ込まされたのではないかと考えているみたいで、 実際、1957年にヴィンランド地図を販売していたスペイン系イタリア人のディーラーも、あとで窃盗の容疑で逮捕されているらしいです。
また、18世紀に複製された1463年の世界地図(ベネチアの地図製作者アンドレア・ビアンコ作)をコピーしたかの様な、 同様の特徴も見つけたみたいです。
なお、大英図書館の地図関係者によれば、現在科学界はフロイドさんのレポートに真剣に注目しているみたいです。

・・・いやあ、それにしてもフロイドさんの特定能力がスゴイですね。まるでVIPPERみたいです。
とは言え、もともと胡散臭いって思われてた様なので、やっぱりか~って感じですけど、 なんだかコロンブスの高笑いが聞こえてきそうですね。
大体これ、パッと見はわら半紙にサインペンで描いたみたいなクオリティーじゃないですか?
私もテストの答案の裏に落書きして先生に怒られた事ありますが、そういやこんな風でした。
もしかしたら、私の答案も何百年後とかに古文書として見つかって、人々にロマンを与えてしまうのかもしれませんね・・・。 (遠い目で)

Sorce 【Mail Online

■関連記事
アメリカ大陸の発見者はコロンブスではない?
FILE015: オーパーツ~超古代の場違いな工芸品~【ピリ・レイスの地図】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ人は、多分こんな記事も読んでいます。

Back number

Archives

News Headline

ページのトップへ戻る
inserted by FC2 system