やっほー、この星に巣くう人類という名の寄生虫共ー。天才美人魔女のエレアよ。ここではね、日々起こる世界中の「マジカヨ!?」って感じのニュースを、あたしがわざわざ教えてあげちゃうわよ。見逃したらただじゃおかないからね☆
1605年のイングランド政府転覆を狙った火薬陰謀事件(国会議事堂の地下に仕掛けた大量の火薬を用いて、同年11月5日の開院式に出席する国王ジェームズ1世らを爆殺する陰謀を企てるも、実行直前にバレて失敗した)で、国家反逆罪で逮捕されたカトリック教徒の霊の様なイメージが、彼自身の皮膚がカバーに使用された本に現れたらしく、この程、オークションに出品されるそうよ。なんでも、「最も野蛮な反逆者ガーネットとイエズス会士及び彼の支持者の一部始終の関係と真実」と呼ばれる400年前のその本は、ヘンリー・ガーネット神父っていう、事件に共謀して1606年5月3日にロンドンのセントポール大聖堂の外で絞首刑にされた人の皮膚がカバーに使われたものだそうで、彼の処刑の数ヵ月後に、王室お抱えの印刷業者ロバート・バーカーって人によって制作されたらしいわ。で、所有者(匿名希望)によれば、本のカバーが、まるでガーネットの幽霊の様な顔が凝視しているかの様に見えて気味が悪くなった為、いっそ博物館にでも展示して欲しいって事で、日曜日(12月2日)にサウスヨークシャー州ドンカスターのウィルキンソン・オークションにかける事にしたみたい。まあ、そもそもガーネットが事件に関係していたかについては論争の的となっているらしく、彼は陰謀を知っていたが計画には深く関わってはいなかったとか、むしろ彼は国王暗殺を防ごうとしていた側だったのではないかとか、研究者に色々言われてるらしいわ。・・・以前にもこんなのあったけど、今回のは更に、その皮膚の持ち主の顔らしきイメージまで出ちゃってるなんて、なかなか強烈よね。それっぽいイメージが見えるかどうかは微妙だけどさ。迂闊にページ開いたりしたら、中から手が飛び出して顔面わし掴みにされちゃいそうよ。